相続問題で争いを避ける選択肢

富裕層ばかりではなく、普通の一般家庭でも起こりうる相続問題ですから、愛する我が子達が、泥沼の争いをしないための努力はしておきたいところですね。

ポイントになってくるのは、やはり生前に準備をしておくということ。
近年では、終活の中で、エンディングノートをつけたり、残された家族の大きな負担となると言われている遺品整理を生前に行う、生前整理なども流行っています。

それぞれの専門の業者が存在したりして、亡くなった後になるべく家族に迷惑がかけることのないようなサービスも存在しているのです。
トラブルを起こさないために、どういったことを生前にしておくべきなのでしょうか。

親の気持ちを示しておく(聞いておく)

トラブルを避けるために必要なのは、親の気持ちを聞いておくことと言われています。
誰にどのような遺産を残したいのか。
こればかり聞いていると、お金のことしか興味がないと思われます。

ですから、どういった家庭で育ち、祖父や祖母はどういった人物だったのか。
そしてどんな子供で母親(父親)とはどう知り合い、結婚をしてどうだったのかなど、人生の奇跡をたどりながら、気持ちを整理させてあげる作業を行っていきましょう。

そうすれば、自分の子供や孫などに対して、誰にどのくらい遺産を残すべきなのかなど選択をしやすくなるはずです。
ポイントになってくるのは、親の思いを第一に考えることです。

これによってトラブルを避けられる遺言状の作成へと導くことが出来ますし、その上で、どうしてこのような分割になったのかを示す付言事項の作成もしやすくなります。

資産をリストアップしておくこと

あなたの遺産はどのくらいありますか?と聞かれて、すぐに答えられる方というのは、本当にごく一部でしょう。
自身の資産がどのくらいあるのか。
本人ですら曖昧なことが多い資産把握ですから、その妻や子、孫などが把握できている可能性は、限りなくゼロに近いもの。

そんな状態のままになくなってしまうと、死人に口なしではないですが、残された遺族がそれらの全容を把握することは、なかなか骨の折れる作業になります。

ですから、存命の内に、資産のリストアップは、必ず行わせる、もしくは、行ってもらいましょう。
細かな金融証券の内容までリストアップしろというのは、大変ですから、せめて通帳などを持っている金融機関の名前やその支店名。
保険会社なども同様にリストアップしてもらうべきです。